代表者の経歴

税理士　多田正幸　近畿税理士会所属　登録番号98718 

兵庫県立　御影高等学校　卒業
大阪大学　経済学部　卒業
大学受験が終わった直後、「今後一生受験勉強をしない」と心に誓う。
大学時代は弁護士や公認会計士の資格取得を目指す友人や先輩・後輩を横目にしつつ、
将来は貿易商人として青年実業家になることを心に決め、将来のための勉強などすることなく体育会ボクシング部でボクシングに打ち込む。
しかし、ボクシングの成績は１１戦５勝６敗で、うち込んだ割りにはぱっとせず素質が無いことが判明する。

丸紅㈱に就職
貿易商人になるための修業の場として商社に就職するも、繊維部門の最も国際的ではない部署に配属され、大阪の船場の町を自転車で疾走する毎日を送る。

丸紅㈱を退社し独立
父に猛反対されながらも、父の衣料品輸入販売業務を勝手に手伝いつつ、自身の商権の獲得に力を注ぐ。その後、友人と２人で会社を設立し貿易業務をスポット的に行いつつ、学習塾の経営を始める。学習塾を立ち上げて生徒募集チラシの送付第１回目の日が阪神大震災の当日となり、チラシの効果はまったく無く、前途多難な学習塾経営のスタートを切ることとなった。
経済的に不安定なこの時期に結婚をする。結婚するにはあまりにも経済的に不安定な状態であったが、当時世間知らずであった妻は事の重大さを把握できず、美しき誤解のもと結婚を決意する。

起業に失敗し中小企業に就職
学習塾の経営を１年程である程度軌道に乗せるも、長女の誕生などで生活費がかさみ、再び経済的に厳しい状況に陥り、会社を第三者に売却し事業から撤退する。
その後、教育関連の中小企業に就職し、比較的平穏なサラリーマン生活を送る。
「自分は起業に失敗したが、起業する人を助ける仕事に衝きたい。」と思うようになり税理士になることを志し、「一生受験勉強をしない」という禁を解き、税理士試験の勉強を始める。

税理士事務所勤務を経て税理士として独立
平成１５年税理士登録
神戸の老舗税理士事務所で５年半勤務した後、平成１８年６月に税理士として独立開業
この時期、自分自身の起業失敗経験や商社勤務時代・勤務税理士時代にお付き合いした多くの中小企業経営者の行動を整理・分析し、自分なりの起業成功論を確立。（本人は自信をもっての２度目の脱サラでしたが、家族は恐怖のどん底に突き落とされたようでした。）

講師活動
大阪学院大学　非常勤講師
関西経理専門学校　講師
商工会議所その他多数の機関での講義・講演

多田税理士事務所　代表者　多田正幸　著書紹介
「凡人起業」　新潮社（新潮新書）
平成２１年６月出版

起業に対する切なくも熱い思い入れを本にしました。